2017年3月17日金曜日

NB6Cボディー磨き

納車された16年落ちのNB6Cロードスター。ボディーはウォータースポットのような汚れがそこら中にあり、塗装面はもうガサガサで塗り直すしかないのかも。と想像していた。


超強力洗剤のクイックブライトを使用しても全くビクともしない汚れだったので、ダメ元でコンパウンドを使って磨いてみる。コンパウンドの使用前には洗車して、 トラップ粘土で ボディー表面の鉄粉等を除去しておいた。鉄粉落としは地味ちな作業で結構辛い。


コンパウンドの説明通りに少し力を入れて擦ってみれば。。。。あっさり汚れが落ちた。ついでに塗装面も死んでおらずツヤが戻ってきた。

タワー型駐車場に入れられていたそうなので日光による塗装面のダメージが少なかったのかもしれない。黒い汚れはおそらく作動油や上側に止められていた車の油汚れ等が積もり積もった物だったのかもしれない。メンテナンス記録からもほとんど駐車場の主となっていたようだ。

ひとたび汚れが落ちることがわかればひたすら磨き続けるのみ。みるみる綺麗になってゆくボディーを見ると中だるみもなく一気に磨くことができた。 特に傷だらけだったドアハンドル周辺の見栄えがかなり良くなり満足感が高い。
使用前
使用後
細かなスクラッチが目立たなくなる。

汚れが落ちたらコーティングをする必要がある。このままでは塗装がむき出しですぐに今と同じように汚くなってしまうこと請け合いだ。

今回はトライアルセットがあったブリスという製品を使って見ることにした。洗車後に吹きかけ、延ばした後に水をかけて拭けば良いというお手軽さ。効果が数ヶ月は持つらしい。クイックブライトで洗った後にブリスでコーティング。確かに塗装そのままよりもツヤが出て、しかも手触りがツルツルに変わった。

磨き続けてコーティングまで終了させて4時間。ポリッシュマシンと専用設備を使うことができる専門業者にはとても敵わないが、4千円程度でここまで満足できれば十分だろう。
あとは細かな手の届かない部分を少しずつ磨いてゆけばそこそこ見られる中古車が完成しそうだ。

これまでのNB6Cへの消費金額:
計 657,244円

今回の消費金額:
ボディケア用品 3,830円
計 661,974円



2017年3月11日土曜日

16年落ちNB6C ロードスターのメンテナンス履歴と今後の予定

購入したNB6Cロードスターは、ディーラーで行った16年分のメンテナンス履歴が残っていた。全てのメンテナンス履歴をリストアップし、消耗品や大物部品がどれくらい交換されていたかを確認した。これによってざっくりとした今後のメンテナンス計画を妄想してみることにする。

ディーラーでの主な交換品

2017/2
車検 59,629km
プラグ
左リアキャリパー交換
右パワーウィンドウレギュレーター

2012/11
車検  52,955km
バッテリーリチャージ
左アッパーアームブーツ
左タイロッドエンドブーツ
右ロアアームブーツ
クラッチレリーズキット

2010/11/28
車検 50,548km
バッテリー交換

2008/11
車検 43,869km
ファンベルト
パワステベルト

2006/11
車検 35,178km
エアフィルタ
デフオイル、ミッションオイル

ディーラー以外でメンテナンスをしたことがあるようで、ラジエターキャップやパワステフルードが交換されていた。

メンテナンス予定

メンテナンスを考えてみる。

ミッションオイル

ディーラーでのメンテナンス記録によればミッションオイルは10年以上交換されていない。年数と走行距離を考えればまさか交換しないとは考えられないので、どこかで交換されているかもしれない。
いつ交換したかわからないので交換。

バッテリー

2010年に交換してから6年。途中で再充電が必要なほど乗られず放置されていたことを考えると交換時期が近いかもしれない。セルが少し重い気もするので早めに交換するべきか?

タイミングベルト

交換時期の目安と言われている10万キロにはまだ届かないが、ゴム部品の寿命という点から考えれば16年無交換のタイミングベルトは少し気持ちが悪い。水回りと合わせて丸ごと交換してしまう方が良いかもしれない。

タイヤ

さらにタイヤの製造年週を見たところ2006年の15週だった。10年以上前のタイヤ。これは交換した方が良いだろう。

エンジンマウント

二速がかなり入りづらい。1時間くらい走って十分温まると何も考えずにシフトできるようになるのだが、冷めているときはかなり丁寧に操作する必要がある。ミッションオイルを変えてもダメな場合はエンジンマウント交換の必要があるかもしれない。

ステアリングホイール

ウレタンのステアリングホイールは部分的に表面が剥げ落ちてみすぼらしい。エアバッグなしの皮巻きステアリングに交換したい。エアバッグがなくなるので保険の連絡が必要になるかもしれない。

とりあえず見える範囲ではこれくらいなはずだ。


2017年3月5日日曜日

NB6C ロードスター内装に溜まった16年分の垢を落とし大作戦

ようやく納車となったNB6C。多分掃除機だけかろうじてかけた状態で納車された。
これは磨きの楽しみを残しておいてくれたと好意的に捉えるべきだ。利幅が少ない上にブレーキキャリパー新品交換とかウィンドーレギュレーター&モーター交換なんかが発生してしまったので掃除までしていただくのは気がひける。

ここは先日発注した洗剤をフル活用して、内装から16年の間に溜まりに溜まった垢を落として見せるべく作業を開始した。

まずクイックブライトの希釈液ををスプレーボトルに作る。これを吹きかけつつ劇落ちクロスでひたすら擦る、擦る、磨く、磨く。みるみる黒くなる劇落ちクロス。面白いように汚れが落ちる。ここまでこんな汚れに囲まれていたのかと戦慄するほど汚れが落ちてくる。

汚れが落ちたらクロスを変えて水拭き。その後にプレクサスでコーティング&仕上げをする。艶とツルツルの感触が戻る内装。

センターコンソールから始まりオーディオ周り、ダッシュボード、メーター、ステアリングコラム、ドアトリム、シフトノブ。そしてステアリング。掃除後のステアリングに驚いた。しっとりした手触りだったのは汚れがコーティングされてしっとりしていただけだったのだ。ひたすらこすり洗いしたあとのステアリングはサラサラとなっていた。

すっかり満足してエアコンの風量を上げたところ吹き出し口からおびただしい量のゴミやら砂つぶやらホコリが吹き出してきて台無しに。これは元から断たねばならない。

2017年3月4日土曜日

NB6C チェンジ コントロールケースのオイル交換とゴムブーツ類交換

NA/NBロードスターに数あるウィークポイントにあげられる一つが、シフトノブ周辺のゴムブーツ。だということをネットサーフして見つけた。
さらにNA/NBの5速トランスミッションは少し変なところがあって、シフトチェンジのコントロールリンク系がトランスミッション本体と別の小部屋で潤滑されているので、ミッションオイルを交換しただけでは小部屋のオイルは交換されない。

早速モノタロウでブーツ類を手配して交換に挑んでみた。


センターコンソールを取り外すとこのように断熱&防音用のスポンジで覆われたシフトノブとその周辺が現れる。購入した車はマツダの生産ラインを出てから16年間一度も開けた形跡がなかった。











スポンジを取り外すとゴムのブーツが見える。16年6万キロあまりのシフトチェンジに耐えかねて破れてしまっているブーツ。お役目ご苦労。

10mmのソケットでブーツを取り外すとそこには・・・
















これは。アカン奴だろう。漏れ漏れ。

ゴムのブーツが切れてオイルが周辺に染み出してしま
っている。知らぬが仏。一度もこの辺りを開けてない人は一度見てみることをお勧めする。ネット上の話ではコントロールリンク用のオイルが入ってなかったという人もいた。


パーツクリーナーでさっと周辺についてたオイルを洗い落とし、10mmネジを外してシフトレバーを上に引き抜くと簡単に外れる。幸いオイルは残っていたが真っ黒。絶対交換したい色だ。
取り外したシフトレバーと破れたブッシュを見る。6万キロでもこの通り破れてしまっている。それほど値段が張らない&交換しやすい部位なのでこれくらいで破れることを前提としているのだろうか?

100均で購入したシリンジを使い古いオイルを吸い出す。あとで注入した新しいミッションのいると比べて明らかに吸い取りの手応えが無い。粘度が下がってしまっている。
隅々までチューブを使ってオイルを吸い出したあと、新しいミッションオイルを注入した。

シフトノブ先端のブッシュも新品にしておいた。色が茶色くなっているだけで外形はほとんど変わらなかったものの交換できるときに換えておいた方がいいだろうという判断。一説にはここの部品のサイズはミリ単位でシフトフィールに関係してくるのだとか。

あとは新しいブーツやスポンジを取り付け、センターコンソールも取り付けたら作業終了。

センターコンソール取り外し時にウィンドウスイッチの爪折ってしまった。いじり壊し。なんとかしなければ。






2017年3月2日木曜日

16年落ちNB6C納車と初走行

車検を取り終わった後で右パワーウィンドウの不具合で交換となったNB6C。無事作業が終わって納車可能となったとのことで引き取りに行ってきた。
何度車を買ったとしても納車時に引き取りに向かう歩調はいつもより早くなる。

車検取得時の整備記録を見ていたところクラッチマスターシリンダーのオイル漏れのことが書いてなかった。担当者に聞いて見たら特に問題なかったとのこと、単に光の関係で濡れているように見えただけだったのかも。何かあっても三ヶ月間の保証があるのでひとまず乗ってみることにする。

ディーラーを出る際に手が空いている従業員の方達が並んで見送ってくれた。めちゃ中古にそこまでしていただいて。何か申し訳なく感じる。最後に拍手で「おめでとーございまーす」と言われ出発。そこまでしなくても。

しばらく走って感じたこと。少しゴツゴツしてダイレクト感があるものの、ちょっと古目のマニュアル車。シフトフィールは今ひとつなのでここはミッションオイルを交換。運転席側ドアに貼ってあったシールには"S-PKG"の表示があったのでSパッケージでトルセンLSDがついているらしい。それっぽい感じは何もしなかった。これもデフオイルを変えると何か効きに変化があるのか?

シートが厚すぎて太ももにステアリングホイールが当たる。ちょうどクラッチのミートポイント近くで左足がスムーズにうごかせなくなりクラッチ操作が難しい。あんこ抜きか承継ホイールが必須。頭がソフトトップ内側に当たるので、ステアリングを変えようがどちらにしてもシートポジションを下げたい。

ガソリンを満タンにするときに先日購入したケミカルのうち一つ、WAKO'SのFuel One を一本入れた。しばらく走っても特に変化は感じられず。