すでに買取業者に競らせて売り払ってしまったものの、一応せめてもの弔い?のためにCX-3のまとめをしておこうと思う。
なんでCX-3を買ったのか?
そもそもなんでCX-3を買ったのか。これはディーゼルだから。マツダ謹製のクリーンディーゼルというのに乗って見たかったから。過去に所有した唯一のディーゼル車は日産キャラバンのディーゼルで、ターボなし、中古の前オーナーは住職。ハッチは住職だけに観音開きというちょっと特殊な車だった。これがまた走らない、臭い。煙いという典型的なディーゼル車。でも力があるしその頃少し齧っていたモトクロスのトランポとして十分活躍してくれた。たまには目的のために車を購入することもあるのだ。
CX-3の良かったところ
キャラバンから十数年、ディーゼルエンジンは進化を遂げて帰ってきた。欧州ではディーゼル拡大の勢いが頂点に達しようとする中、ちょうど2015年くらいからクリーンディーゼルが日本でも売られるようになってきた。欧州ではディーゼルは売れすぎて別の環境問題や燃料費のアンバランスを引き起こしているらしい。自動車各社は日本を新しい拡販対象の市場としたのだろうか?とにかくマツダのディーゼルはすごいらしい。そこに欧州かぶれの私を刺激する6速MTの設定。やっぱ男の子は床から突き出たレバーをガチャガチャやって車を動かしたいわけですよ。自動変速も悪くはないけれど欧州って今もMT比率高いらしいじゃないですか。新車で買って何もいじらず洗車もせず足車としてMT車を使い倒す。そんなストーリーを思い浮かべ購入。ちょっと海辺で運動することにしたのでいい機会だった。
この車の良いところ。各種評論家の皆さんや口コミにある通り、ある程度早めに流れている道路の場合の力強い加速。これに尽きる。SUV的なスタイリングが好きな人にも受けがいいと思う。ターボのブーストが十分に立ち上がった状態では3-4-5-6速の加速が気持ちいい。静かであっという間に必要な加速ができる。必要にして十分。
ディーゼルだけに燃費も素晴らしかった。高速中心ならリッター22kmくらいは走ってくれる。満タンにすれば走行可能距離は1,000kmに届きそうな燃費の良さ。乗り心地も言われるほど悪くない。
CX-3のダメだったところ
欧州っぽい使い方に憧れてMTを選んだものの、このCX-3のエンジン。ブーストが立ち上がる1500回転以下のツキがいまいち。走り始めや交差点を曲がり終えた後などでもたつくことが多かった。多分ATだったら全く気にならなかったと思う。AT選んでいたところでやっぱり床から突き出たレバーを・・・とか言って車を買い替えることになりそうだが。
リコールでエンジン制御用のコンピュータを書き換えた後は、なんとなく下からツキがよくなった気がする。これもATならさらにスムーズな加速を得られることになるはず。
それと、自分は運転があまり上手な方ではないので3ナンバーは幅が広すぎ。広かったり大きかったりする車は自分の気が届かない感覚がある。ギリギリ詰め詰めで止めるような狭い駐車場では難儀した。アテンザワゴンとか買ったら一週間以内にどこかにぶつける自信がある。やっぱ小心者は5ナンバーですよ。
CX-3を売り払う前にしたこと
悪い車ではなかったものの、突然思い立ってしまったので売ることに。さよならの時はあっさり引き渡してしまった。引き渡しの際には以下のような作業を実施した。
- 中古車査定業者に相査定してもらって売却を決定
- 車内の簡単な清掃
- マツダコネクトの初期化
- ドライブレコーダーメモリ初期化
- 車検証から任意保険関係書類の抜き取り
- ETCカードの抜き取り
早速店にCX-3が並んでいた
買取価格から15万円プラス程度。ちょっと利幅が少なすぎる気もするが、在庫回転重視なんだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿