2017年2月4日土曜日

中古車買取査定合戦 for CX-3

中古車買取店の査定一括申込サービスを利用して4社と出張査定の予定を組み、実際に査定をしてもらった結果が出た。

勝手にこちらで設定した今回の査定合戦ルール

思いっきり競わせてギリギリまでやるとこちらの心労が大きいので、以下のようなルールを自分で設けて査定をお願いすることにした。

  1. ディーラーで査定してもらったところ新車を買うなら200とのことなので一応ここを基準とする
  2. 他社に査定金額を伝えて交渉はしない。一発勝負
  3. すべて価格が出揃ったところで一番高いところにお願いする

出張査定の予定時刻

先日の一括買取申込サービス最速業者選手権の打ち合わせにより以下の予定で出張査定をお願いすることとなった。

  1. 神奈川中古車査定センター 別名神奈中 (クルマ買取クイック) 9:00
  2. ビッグモーター多摩店 9:30
  3. ケーユー 9:30 ~ 10:00 (ぐらい。他社バッティング上等)
  4. カーチス 11:00

出張査定の結果

先に結果から書くと、ケーユーがぶっちぎりの最高値。余計な交渉もほとんど無く出してきたのでケーユーにお願いすることにした。各社との雑談の中でケーユーは高年式、走行少なめ、売れ筋オプションが大好物で突っ込んでくるらしい。その勢いはどうやって儲けを出しているか謎なほど。
ケーユーの担当者はあまり他社は気にせず思いっきり自信があると言っていた。今回の物件についてはケーユーが最適だったと思われる。

9:00
神奈川中古車買取査定センター(クルマ買取クイック)
爽やかな買取担当者がアクアに乗って颯爽と登場。
iPhoneのアプリを操りグレードの確認、現状確認、希望金額の聞き取り等を実施。
買取システムは相当システム化されている様子
フレーム周りやボディーの歪みを見て事故車かどうかの確認はやらなかった。
一発入札形式でと伝えたら、他社に価格を教えたりしないということを念押されて
本部にて査定後に価格を連絡するということで終了
車はオークションに出すとのこと。

9:30
ビッグモーター 多摩店
こちらも爽やか担当者が新型アルトに乗って登場。
Android携帯でこれまたアプリを使って買取車の写真を撮って行く。クルマ買取クイックに比べて写真撮影枚数が置い。
こちらはすべての開けられるドアを開けて事故車かどうかの確認。天井まで見ていた。
その後、業者は交渉した方が価格がまとまりやすく、結果としてお客さんの特にもなります的な文言でなんとか他社の価格を知りたがるがのらりくらりとかわす。
少し長めに現地で粘って他社の様子を見つつ交渉したいと言われるものの、一発勝負で一番高いところにお願いします。ということで押し切る。かなりしつこい。登場時の爽やかさがすっかり消えて無くなる。

10:00
予想通りの歴戦の中古買取マンな予感。他社バッティング上等のその心意気やいかに?

メモ用紙のような従来からある小さな査定用紙を使っての査定。車の状態チェックに抜かりはない。写真撮影も本部への問い合わせもなし。すべて自分で決めますとのこと。
ねちっこく色々交渉を持ちかけられるかと思ったら後で連絡します。もしかしたら11:00くらいまでいるかもしれません。と言っていた。他社の出方を現地で待つ作戦か?
まさかそこまで暇じゃないでしょう。11:00にカーチスの査定が来た時はいなくなっていた。

11:00
カーチス
車の写真を撮る際にナンバー隠しをした唯一の業者。詳細な査定用紙とiPhoneを使用した本部査定方式を採用。かなりの項目を丁寧に見た後、本部にデータ一式を送信。そこからが長かった。30分以上本部の返信を待ちつつ雑談。その間に他社からの査定価格がすべて出揃った。


査定金額の連絡内容

査定金額の伝え方にも各社特徴があった。

クルマ買取クイック

ケーユーを少しライバル視するとともに査定額で負けるであろうことをなんと無く匂わせる。金額的にはディーラー査定にも届かなかった。査定員はテキパキ爽やか系で好感が持てただけに残念。

ビッグモーター多摩店

他者の査定額をしつこく知りたがり業者間の競争に持ち込もうとする。もしかしたら買い取れなかった場合の理由づけを上司にしないと詰められるとか?査定額はディーラープラスαというところ。次回査定機会があったらお願いしたくないかも。

カーチス

ナンバー隠しを持参して本部に送信する写真を撮影するところは好感が持てるし、査定も丁寧。コールセンターは釧路と沖縄にあるらしい。オペレーターが訛ってるところも個人的に好感。ケーユーさんには勝てない的なことを匂わす。査定額はディーラー超えなもののビッグとほぼ同じ。

ケーユー (勝利)

己の道をゆく査定員。本部の指示を仰ぐことなく自分で価格を決められると言っていた。それほど他者の様子を伺うこともなく高額査定を一発で提出。自社で展示販売したとしてもどれだけ利益を乗せるのかは余計な心配というものか。

買取査定一括申込のまとめ

今回初めてまともに値段がつきそうな車を買取査定一括申込して見た結果、競合させる業者の組み合わせが重要となることがわかった。車の種類によって得意、不得意が若干あるのと、査定方法と査定担当の持つ権限も各社異なっていた。
少し面倒くさく感じる交渉もあったものの、ネットで見かけたような物凄くしつこくつきまとったり、他社と成約後に横取りしようとする強引な会社はなかった。

結果としてNBロードスターにつぎ込む金額が確保できたので一日使って査定合戦をした甲斐があった。

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